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1.ひとりごと 1hitorigoto.htm |
2.はる 2haru.htm |
(1)初孫と たわむれながら お屠蘇かな |
(2)くる春も 孫らではじまる わが家かな |
(3)初春や 爺にはじじいの 楽しさあり |
(4)梅が香や どなたが来ても へぼ将棋 |
(5)初春や 走るあほうに 見るあほう |
(6)めでたさや 今年もありや 親と髪 |
(7)めでたさは これくらいかなと おらが春 |
(8)菜の花や お前東に わしゃ西に |
3.なつ 3natsu.htm |
(1)初孫の 笑顔みながら ビールのみ |
(2)うだる夏 かっぱになりたや 彼岸まで |
(3)冬去りて 春・梅雨過ぎて おらが夏 |
(4)痩せ蛙 負けるなかっぱ
ここにあり |
(5)手作りや 買うより高し 鯉のぼり (ひまを弄び 人形作りで 今日も暮れ) |
4.あき 4aki.htm |
(1)来てみれば ここにはここの 紅葉あり |
(2)柿くえば 靴がなるなり きんこんかん |
(3)がらくたを 集めて楽し 濡れ枯れ葉 |
(4)秋風や もの書きたがりし 青い筆 |
5.ふゆ 5fuyu.htm |
(1)雪散るや おどけたみたい 我が家かな |
(2)悠然と して絵を見る 炬燵かな |
(3)憂き心 吹くも流すも もがり笛(虎落笛) |
(4)達磨のあくび 注意しろよ インフルエンザ |
6.かぞく・あい 6kazoku・ai.htm |
(1)静かさや 胸にしみいる 母の声 |
(2)お宝が こんなにあるよと
妻は言い (お宝は これっぽちかと 妻は言い) |
(3)齢とりし お前百まで わしゃ九十九まで |
(4)自転車を 買ってくれろと 泣く子かな |
(5)孫たちに すねをかじられ もらい酒 |
(6)我と来て 遊べや親の ない子犬 |
(7)雀の子 そこのけそこのけ わしらが通る |
(8)語られぬ 作者もありし 器かな |
(9)集めの道 雲の峰より つづきけん |
(10)集めたり 兵(つわもの)どもが 夢の品 |
(11)物読みて 思ひ引きさく
余波(なごり)哉 |
7. おや・きょうだいを想う 7oya・kyodai.htm |
(1)仕事で病んで 父の便りに 涙おつる |
(2)けふからは 日本の民ぞ 楽に寝よ |
8.パロディー化した元の俳句 8original.htm |
付録.“般若の面”の折り方 hannya.pdf