長谷川敬子さんへ Q&A (作成:2002年8月)
ライン     8月10日付け中日新聞「紙上討論会」記事から抜粋



長谷川敬子さんは、昭和41年度 泰阜北中学校卒業生です
     


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  田中康夫前長野県知事の失職に伴う出直し知事選(8月15日告示、9月1日投開票)を前に、
 田中県政の評価や、ダム問題への取り組みなどについて、中日新聞社の質問に対し回答された
 内容を抜粋したものです。

 
Q:田中県政をどう評価するか。

A:
 県政を身近にし、新しい改革をしようとした点はよいが、マイナス面のほうが多い。県議会は不信任
決議で「県政の停滞と混乱を招いた」と指摘したが、その通りだ。「脱ダム」宣言も県職員らとの話し合い
が無いまま発表され、県政の継続性に対する認識があったのか疑問だ。ダムをやめるなら、代替案を
どうするかが本来の問題だったはずだ。
Q:田中前知事は、県政の重要課題を一人で決めていったとの批判があるが、知事になったら
 どのような姿勢で対応するのか。


A:
 (田中県政下で)県職員は閉塞感を持っていると聞いた。職員とは公平、公正に接し男女を問わず
優秀な人を登用したい。特に苦いことを言ってくれる人はありがたい。知事と県議は双方が県民に
選ばれ、権力を分けているのだから、県議会と同じ土俵に立ち、是々非々で丁々発止の議論をしていく。
Q:ダム問題への対応は。

 A:
 期限を設けて、これまでの時間と金をかけてきた検討経過の総ざらいをし、足りない視点を補って
現時点で最もふさわしい判断をしたい。個別のダム特性を考え、流域住民と一体となってどう管理して
いくか方向を出したい。「脱ダム」宣言の「でき得る限りコンクリートのダムを造るべきでない」というのは
当たり前のことだ。
Q:県政の差し迫った課題に景気、雇用対策があるが、どのような県政に力を入れるのか。

A:
 景気、雇用対策は緊急の課題だ。まずは製造業の再生に取り組む。経済基盤が弱くても、能力の
ある中小企業を支援していく。雇用は確保することが第一だが、新たな雇用の創出も考えなければ
ならない。福祉、教育は人が求められている分野なので、雇用を生み出すことは可能と思う。


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