  超簡単・・・「たまねぎの皮」で
草木染めの楽しさを体験しよう!  
《ハンカチを染めよう》
染めものには色々なやり方がありますが、ここでは「たまねぎの皮」を使った超簡単な
染め方をご紹介します。作業には火気を使用するので、「やけど」や「火の元」に充分
注意して作業をして下さい。
(用意するもの)
木綿のハンカチなど
たまねぎの皮
鍋又はステンレスボール 2個
(染料を煮出したり、染めや媒染の作業に使います)
みょうばん(媒染剤として使います)
※媒染 染料を布に定着させるための作業
(
染液の作り方)
1. たまねぎの皮と水を鍋又はボールに入れ、10〜15分ほど煮ます。
(たまねぎ3個の皮に対し水2リットル程度が目安)

2.
たまねぎの皮を捨て、残った液をこしたら「染液」の出来上がりです。
(
染める前の布の準備)
1. 水にハンカチを充分漬けます。
( 染めの作業)
1. 染液の中で布をムラにならないようによく広げ、動かします。(30分くらい)

2. 別のボールにお湯をいれみょうばんを溶かし媒染液を作ります。(染めるものの量にも
よりますが、それほど多くなくてよい)・・・みょうばんの場合黄色に発色します。
3. 染液を絞った布を、媒染液の入ったボールに移します。
4.
染料が十分定着するよう、わりばしなどで布と媒染液をからめながら浸し、20〜30分
くらい放置します。
5.
時間がきたら布を取り出し、よく水洗いします。
6. 洗った布を陰干しにして、乾いたら出来上がりです。
  
《媒染について》
草木染めの工程には、植物から抽出した染料(液)に漬けた後、「媒染」という作業が
必要なものがあります。この「媒染」は染料を布に化学的に定着させる作業です。
草木染めの場合、この媒染に使う薬品によって、同じ植物から抽出した染料でも、違った色
に染めることができるのです。これが、草木染めの大きな特徴であり、魅力でもあります。
下の写真をご覧下さい。これは全部「たまねぎの皮」を使って染めたものです。(色合いは参考程度)
 
染色前 硫酸銅 みょうばん 炭酸カリウム 酢 アルミ 銅
鉄
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