ぼくのがんばっていること

若園小学校 五年 阪口一颯

ぼくは今、あいさつをがんばっています。あいさつをすると、いろいろな人とつながることができます。だからぼくは、あいさつがとても大切だと思います。

ぼくが、あいさつをするときに心がけていることは、自分も相手も元気で明るくなれるように言うことです。みなさんもあいさつで明るい気持ちになったり、元気になったりした経験はありませんか。

ぼくが、初めてたくさんあいさつしたのは、こども園のときだと思います。そのときのぼくは、先生にもクラスの友達にもあいさつをしていました。先生も友達も大きな声で返してくれたので、あいさつがとても好きでした。でも、小学校に入学してからは、知らない先生ばかりで、人数もとても多かったので、しっかりとあいさつできるか心配でした。しかし、そんな心配は不要でした。あいさつを今まで通りにやってみたら、あまり知らない友達ともつながることができたからです。

先生や友達が多いからこそ、あいさつがいろいろな人にできるし、よい経験になりました。そして、四年生になったとき、若園小学校は、あいさつ・折り紙・なわとびをがんばる学校になりました。ぼくにとっては、あいさつは当然だったので、今やっていることをがんばれば自分が若小の力になれる。大丈夫だと思いました。そこで、ぼくはクラス以外でもあいさつをしたいと思い、地域や習い事、学校ですれ違う人とのあいさつにチャレンジしました。

しかし、うまくいきませんでした。大きな声であいさつをしても、返してくれない人ばかりでした。あいさつをしただけのぼくは、なんだかひとりぼっちな気持ちになりました。確かに、ぼくを知らない人からすると、知らない子にあいさつされても、あまり関わりたくないという気持ちになるのも分かります。でも、全ての人がそういうわけではありませんでした。明るく当たり前のようにあいさつを返してくれる人もいます。だから、ぼくはあいさつをやめたくないです。あいさつを返してくれる人のためにも、あいさつをし続けたいです。相手を元気にでき、相手の気持ちが分かるあいさつをあきらめたくないです。今でも、あいさつを返してくれない人はいます。だからぼくは、もっとあいさつを広めていきたいです。なぜなら、あいさつが広がっていけば、みんなが仲良くなり、差別がなくなると思っているからです。あいさつは人と人をつないでくれるチャンスだから、それを見逃すのではなく、みんながあいさつでつながれるようにしたいです。

ぼくは、五年生になり、高学年から若小を変えるべきだと考えています。クラスでも、話し合いをして、みんながあいさつを意識し始めています。ぼくたちの学年から『あいさつの若小』を実現するチャンスがやってきて、とてもうれしい気持ちと、伝説を残したいという強い思いでいっぱいです。だからこそ、高学年がリードして、取り組みたいです。ぼくは、委員会で、計画委員会に立候補しました。そこで、学校のみんながあいさつできるようなチャレンジを計画していきたいです。例えば、楽しみながら、あいさつのよいところやあいさつだからできること、あいさつの大切さを知ることのできるゲームを考えて、みんなで取り組みたいです。そして、『あいさつの若小』をみんなで実現したいです。

どうですか。みなさんはあいさつができていますか。ぼくたちの安全のために、登下校で見守り隊の方が活動しています。感謝の気持ちをもち、あいさつをしていきましょう。あのとき、あいさつをしておけばよかったという気持ちになる前に、みんなの力であいさつ・なわとび・折り紙で若小を有名にしてみませんか。若小を変えられるのは、みなさんです。一緒に若小をさらにすてきな学校にしていきましょう。『あいさつの若小』の第一歩をぼくたちと一緒にふみ出しませんか。

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