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2007年8月30日〜31日 扇沢〜柏原新道〜爺ヶ岳〜鹿島槍  単独行
カシミール3DからハンディーGPSにルート情報を入れようとしたが、パソコンを買い替えていたため手間取り、出発が遅れPM10時30分出発した。
白馬にAM2時30分に到着し仮眠するが、車の屋根を雨が激しく叩いていた。
今回の予定は扇沢→鹿島槍→キレット小屋(泊)→五龍→唐松→天狗山荘(泊)→白馬→栂池
下山予定場所に近い白馬に車を置いて、公共交通機関で登山口の扇沢まで向う。


2007年8月30日(

到着 出発  地点  
5:50 白馬
みみずくの湯
雨は小雨になっていた。6:09発の信濃大町行きに乗るように駅へ向かう。
5:58 6:22 白馬駅 白馬大池方面で落石があり13分遅れで出発し、途中反対電車待ち合わせで遅れは26分に拡大した。バスに乗り換えられないと思ったが、その後数分回復した。
7:07 7:10 信濃大町駅 なんとかバスに間に合った。今日中にキレット小屋に行くには乗り遅れるときつい
7:50 8:00 扇沢 普通に雨が降っている。レインウェアを着て出発
  8:10 登山口 登山道は未明の雨でかなりぬかるんでいるかと思いきや、全然ぬかるんでいない。水抜きの管が埋けてあったりよく整備されている。柏原新道はすばらしい。
10:38 10:42 種池山荘 扇沢からの登りはレインウェアを着ているので暑い。中から濡れてくる。
種池山荘ではベンチに座り行動食を食べただけですぐに出発した。
11:26 11:40 爺ヶ岳(中峰)
2669.8m
種池山荘からは主稜線上なので風が強く、手が冷たくなり手袋をつける。
爺ヶ岳は巻くこともできるが頂上に登った。
下ったところにはこまくさが咲いていた。
12:20 12:30 冷池山荘 トイレを借りて出発
  13:23 布引山 風雨がきつい、雨が下から吹き上げてくるので全身水浸し。縦走を中止し冷池山荘に引き返すことを考え始める。
14:08 14:17 鹿島槍ヶ岳(南峰)
2889.1m
撤退の時を探りながらもあと少しということで登ってきた。最後は立ち止まることが多くなったが、何とか登りきった。
風雨がとても強く、カメラは出す気になれず、寒くて歯を鳴らしていた。
時間的には想定通りの到着だったが、この状況でキレット小屋を目指すことは僕にとってリスクが高すぎるので引き返す。
  14:43 布引山 この辺は猿が多く、ハイマツの実を食べている。
15:18 冷池山荘 乾燥室にレインウェアやザックカバーを干し、自分は談話室でストーブにあたり服を着干しする。おしりはなかなか乾かない。
財布は皮が水をすってお札に色が付いている。カメラもかなり濡れている。生ビールを震えながら飲んだ。
本日の宿泊者は10数人、7時ころには寝てしまった。
ブレスサーモの布団で快適だった。


2007年8月31日(

到着 出発  地点  
6:23 冷池山荘 冷池山荘からの爺ヶ岳
朝食は5時だったが、その前には目が覚めた。
今日も雨が降っており、風は昨日より強い。やっぱり撤退してよかった。冷池山荘から帰るだけならば難所はないから安全圏だ。
  7:19 爺ヶ岳(中峰) 最初に爺ヶ岳への登りから始まるが、爺ヶ岳を過ぎれば降るだけ。一瞬鹿島槍が見えたので写真を撮る。近いから迫力あるな。
鹿島槍ヶ岳と冷池山荘
  7:52 種池山荘 9時後半のバスに乗りたいので先を急ぐ。
20人くらいの団体と3度もすれ違う。
  9:24 登山口 途中まではいいペースのように思えたが、後半急坂のため距離の割に時間がかかった。沢の音が近づくと登山口は近い。
9:37 扇沢 車道を急いで歩いた。バスは来ていたが、出発時間は自分が思っていたより10分あとだった。あわてて歩いて損した・・・まあ遅れるよりはいいのだが。

バス・電車を乗り継いで白馬へ車の回収へ向かった。登山の汗を流していないので気になったが、バスも電車も空いていて助かった。車を停めていた「みみずくの湯」に入り、さっぱりしてから白馬飯店のエビチャーハンを食べた。
31日は乗鞍スカイラインが大雨で通行止めになったり、黒部ダムの展望台が風で閉鎖になるなど、北アルプスは大荒れ。縦走を中止したのは正解だったのだろう。

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