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about Wangaratta Jazz Festival   ワンガラッタ・ジャズ・フェスティバルについて




私は、オーストラリアのワンガラッタ市で開催されたワンガラッタジャズ祭へ今年(2004年)の10月29日〜11月31日の3日間行ってきました!ワンガラッタジャズ祭といっても日本ではあまり知られてないようですが、メルボルンから北へ高速道路で3時間の所にあるワンガラッタ市で毎年開催されるオーストラリアですごく有名なジャズ祭です。トランペット奏者として有名なジェームス・モリソン等の地元オーストラリアのジャズ・ミュージシャンはもとより国際的アーティストのデーブ・リーブマンやヨーロッパのノルウェーからTORD GUSTAVSEN TRIOも来ていて国際色豊かなジャズフェスティバルでした。


Festival Venue  ジャズフェス会場は、ワンガラッタ市の8つの会場をメインに行なわれ、他にフリー(無料)の会場やブルースだけの会場もあり好きなミュージシャンをセレクトして聞くことができました。ちなみにブルース会場では、yugulというオーストラリアの先住民のアボリジニの皆さんが演奏するブルースがすごく良かったです!オーストラリアでは純粋のアボリジニの人は少ないようですが、yugulのメンバーは純粋なアボリジニのようでしてブルース・フィーリングたっぷりの演奏を堪能できました!しかも無料のフリーステージでは、地元のセカンダリー・スクール(中学&高校生)による演奏を聴きながら通り沿いに並ぶストリート・フード(ラムの肉の入ったパンとカレーライスをすごく美味しい!)とワインを飲みながらリラックスした雰囲気の中でジャズが聞けて最高の気分でした!



   TORD GUSTAVSEN TRIO    



1日目の夜ですが、ワンガラッタへ着いてさっそくジャズ会場へ出かけbull's Head Hotelと言うレストランの2階で食事(ビール&肉料理)をした後bull's Head Hotelの一階で“the louisiana shakers”というデキシーランド・スタイルのジャズを聞きましたがなかなか良かったです!
その後Town Hallでルウェーから来ているTORD GUSTAVSEN TRIOをで聞いたのですが、すごくいい演奏(美しいピアノと感情を抑えながら叩くドラムがすごく洗練された感じで、いかにもヨーロッパ的だと思いました!)にもかかわらずなぜか?急にすごく眠たくなってしまい途中(11時ごろ)で帰ってしまいました。今思えばすごく損をした気がします。



   YUGUL    



2日目は、緊張もほぐれたし前の日の夜よく眠れたので絶好調でジャズを聴くことができました!まず最初にブルース会場でgian slater ensambleとyugulのブルースなどを堪能しながら美味しいビールやワインを飲む。
そしてtony gormanのクラリネットをなんと教会(holy Trinity Cathedral)で聞く!しかも夜またブルース会場へ行き寿司とオーストラリアの美味しいビールを飲みながらBlues Marqueeでjoe galea bandの白熱したブルース演奏聞いて年甲斐もなくスタンディング・オベーションしました!











3日目の最後の日朝、St Patrick's Holl でNational jazz Awards :Drumsを聞いた後Reid Streetで別れいくワンガラッタ・ジャズ祭を惜しみながらフリー(無料)の会場でワインとすごく美味しいカレーライスを食べる。そして昼過ぎに大好きになった町ワンガラッタを後にする(悲しい・・・)

最後に全体を通して感じた事ですが、ワンガラッタジャズ祭は、僕の大好きなアコースティックでオーソドックスな演奏スタイルが殆どで演奏もすごく良く、しかもオーディエンスの質の高さも素晴らしいと思いました!