レイ全セリフ!!


    大作になってしまった・・・



    南斗の男!の巻


    おまえたち食料はもっているのかい?
    そうかい!ではそいつをいただくとするか!!

    ちょっと女装すりゃきさまらのようなウジ虫どもがとびついてきやがる!!
    そんな汚ねぇゲスなおまえらでもたったひとつだけ役にたつことがある
    だまっていてもオレの所に食料をはこんでくることだ!!

    はや!! 少しは心得があるようだな
    フッ・・・ではオレがその最初の男になってやろう
    おい忘れもんだ!! おれの動きは人間ではとらえることはできん!!

    ない!! おい!胸に七つの傷を持つ男を知らんか!?
    そうか・・・では用はない!きさまの食料はおれが始末してやる・・・
    胸に七つのきずを持つ男・・・ やつをみつけ殺すまでは たとえ泥をすすってでもおれは生き延びる!!
    ほう・・・なかなかいい村だ・・・

    ふたつの凶星!の巻


    今のはおまえの女か?
    もし きさまの女だったら他人にとられんようにすることだな!
    おれの名はレイ・・・ おぼえておくがいい!

    呼ぶがいい きた人間は死ぬだけだ!! いい女だ・・・野盗にくれてやるにはおしい・・・
    チッ!! もう動きやがったか!! 気が変わった・・・ フフ・・・ むっ!!
    なっ・・・これは!? も・・・もしや これは!?
    南斗聖拳と唯一匹敵する一子相伝によってのみ伝えられるという伝説の拳法・・・
    きさま北斗神拳を!! フフ・・・ やつらとおまえとでは勝負はみえているおれは強いほうに寝返っただけ
    おれは生きねばならん!胸に七つのキズを持つ男を殺すまでは!!

    涙をみた男たち!!の巻


    おれにはたったひとつの目的がある この手で胸に七つの傷を持つ男を八つ裂きにすることだ!!
    そのために人を裏切り人を殺し 今日まで生きのびてきたのだ!!
    フッ・・・たいした女だ!! おまえらはいいリーダーをもったようだな・・・
    村人一人殺されたぐらいでは 顔色ひとつかえん!あの冷徹さはかえる!!
    なに!!てめえらごとき南斗水鳥拳の前ではゴミクズ同然!! それに今日はなぜかおまえらを殺したくて仕方ない・・・

    死すべき群狼拳!の巻


    わめいてないでさっさとかかってこい!!
    ザコが千匹かかってこようとおれは倒せんといっているだろうが
    おれを助けるつもりなら手出し無用だぜ 

    フッ おそらくおまえと同じ理由だろうぜ おたがい女の涙には弱いとみえるな・・・
    そんなに早く死にたいか・・・
    フッ・・・大男と小男のこけおどし拳法か・・・ では今 死ね!!

    フッ・・・まさかこんな所で北斗神拳を使う男に会おうとはな・・・・・・・・・・・
    南斗は表・・・ 陽拳ゆえに流派も様々に分派し表の世界に伝承していった
    だが北斗は一子相伝ゆえ分派はない・・・・・ これも南斗と北斗の宿命という奴だな・・・・・・・・

    飲むか? これが何かわかるか!?
    最初は純白だったウェディング用のケープだ!!
    今ではおれが倒した男たちの返り血ですっかり汚れてしまった・・・ これが だれのためのものだったのかわかるか・・・
    これは・・・妹の・・・ 妹のアイリが結婚式につけるはずだったもの!!

    こんなご時世だ いい女ほど高く売れる! おれの留守に村を襲ったヤツは両親を殺し・・・・・・・
    あまつさえ幸せをやっとつかもうとした アイリを連れ去ったのだ!!
    おれはその男の顔を知らぬ ただ父が息絶えるまえに・・・ 胸に七つの傷のある男とだけ・・・・・・・・・

    おれはその男をみつけ殺す!! そのときまではこのケープが真っ赤に血ぬられようとも戦いつづける!!
    ・・・・・・・・もはやアイリは殺されたと思うのだが当然かもしれん・・・だがおれにはそうは思えない!!
    お・・・おれにはみえる! アイリの泣き顔が・・・ アイリのおれを呼ぶ声が今もきこえるんだ!!
    なにィ〜〜〜っ!!

    おまえは女!の巻


    おまえの胸に七つの傷が!? フッ・・・悪い冗談だ・・・
    おれは悪党どものなかを生き抜いてきた男 目をみればそいつがどんな男かわかるつもりだ

    フッ・・・それにおまえのあの連れ・・・ 子供の純真な目はだれよりも正確にものを見抜く!!
    おまえが戦うことはない! おまえは女だ! フ・・・・・・・・・
    女でなければ胸をかくす必要もない! いいか 女は自分の幸せだけ考えてればいいんだ!
    女は武装よりもこれがよく似合う アイリがつけるはずだったケープだ・・・
    おれが帰ってきたら純白のケープをプレゼントしよう!

    血ぬられた罠!!の巻


    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ そうだ・・・
    おまえも・・・ フ・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・ 死ぬぞ フン・・・・・・・・・
    だいぶ奥まできたからな・・・ すでにやつらのテリトリーだろう・・・
    気を抜かぬことだ・・・ フ・・・やつは特別だ やっと動きだしたな・・・

    !? あ!! ああ!! アイリ〜〜〜!!
    な・・・なんてことだ夢か・・・・・・・・ ア・・・アイリ おれだ捜したんだぞ・・・ 夢なら消えないでくれ・・・・・・・
    アイリ!! アイリ生きていたのかーーーーーーっ!!
    ぬうおお〜〜 はなせぇ!!

    ただよう死の臭い!の巻


    アイリ! おれだーーっ!! な・・・なに!?
    お・・・おれがわからないのか!! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ う・・・うう・・・
    はなさないときさまを殺すぞ〜!! はなせぇ〜〜!! うおおお!!

    アイリ! これをみろ!! 思い出せ! あの結婚式の時 おまえに贈ったケープだ!!
    ア・・・アイリ・・・・・・・・・・・・ アイリ!! そうだ おれだ!! ア・・・アイリ・・・ なにィ!?
    な・・・なんという!? !! い・・・今たすけてやるぞ!! アイリ!!
    うぐ!! クッ!! なんだぁきさま〜じゃまするな!! ア・・・アイリ はあっ!! アイリ!! くう!!
    アイリ・・・ なっ!! やめろ〜〜!! アイリ!! きさま〜〜〜!! くくっ!!

    マミヤの賭け!の巻


    はっ!! たのむ ほかに方法がない以上あの女にかけるしかない
    もし・・・もしあの女が妹をすくうことができたら おれの一生をあの女にくれてやってもいい!!

    恐るべき策略!の巻


    くくっ! ハッ! や・・・やめさせろ〜〜っ!! きさまら その汚れた手で妹に触れるんじゃねぇ
    や・・・やめろぉ やめてくれ!! た・・・頼む やめてくれ アイリだけは!!
    ま・・・待てぇ お‥おれはこいつとは違う!! アイリだけは殺さないでくれ!
    頼む!! そのためならおれはなんでもやる!! なに!? ・・・・・・・・・・・・・・・・・

    岩を裂く拳!の巻


    この手できさまを倒すことになろうとはな!!
    いくぞ!! は!!かくご!!うりゃあ!なぜ構えぬ!! なぜ闘おうとせん!! なに!?
    なぜ 今更そんなことを!!・・・・・・・・・
    それはおれとて同じこと。 おれはおまえといると ふと昔を思い出す
    おまえはなぜか平和な時代の懐かしい匂いがした・・・ だが!!
    おれはおまえを倒さねばならん!! 許せ ケン!!

    ば・・・ばかやろう! なぜ闘おうとせん!! 仮にも南斗聖拳を極めたこのおれに無防備の男を殺せというのか!!
    やはりケン!! きさまが死ぬしかない!!ケン・・・はっ! こ・・・この構えは!!

    最後に笑う者!?の巻


    その構えは・・・北斗神拳秘伝の聖極輪!!

    南斗虎破龍!!

    いやああ!
    ゲフッやはり 相討ちか・・・
    敵をあざむき活路を開くのも我らが拳法の奥義!!
    聖極輪の構えは互いの秘孔を突き一時的に仮死状態になることの合図だったのだ!!

    死のタイムリミットの巻


    な‥なんだ やつの体が黒く変色していく!!
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・
    きさまらはこのおれが生かしておかん!!

    凶悪なるまなざし!の巻


    な・・・なおせるのか本当に? これでおれ達の仕事も終わったというわけだ
    うむ アイリとどこか静かな所で暮らすさ
    どうやらまた一つ大きな借りができちまったな
    ん? なにを? !? ・・・・・・・・こ・・・・・・・・これは ・・・・・・・・・・・・・・・・・
    ア・・・アイリ その目は!? ア・・・アイリ!

    ケン! たとえおまえがアイリを連れ去った本人だと言ってもおれは信じない。それぐらいおれには分かる!
    アイリ、おまえを連れ去った胸に七つの傷の男の顔はおぼえているか?
    やはり・・・ 心当たりあるのか?

    死闘への旅立ち!の巻


    フッ‥ たとえ命をくれといってもおれは拒まん。言ってくれ 友の言葉としてきこう。 連れて行かんのか・・・
    なに!? 一子相伝の北斗神拳に身内が!? ・・・・・・・・・・・・・・・ 死ぬなよ・・・

    乱を呼ぶ星の巻


    天空に連なる七つの星のもと、千八百年の長きにわたり営々と受け継がれてきた一子相伝の秘拳 北斗神拳ーーー
    だが先代リュウケンは男児に恵まれなかったーーー そこでリュウケンは四人の男を養子として迎えた・・・
    北斗神拳をその中の一人に伝承するために‥ 長兄ラオウ、次男トキ、三男ジャギ、そして末弟ケンシロウ

    それが俺が調べた北斗神拳に関するすべてだ!
    伝承をめぐり親子兄弟の間に何が起こったのかは知らぬ。だが‥ 末弟のケンシロウが伝承者となった
    ・・・・・・・・・ またしばらく旅を続けるそうだ。おまえたちのことを頼むと書いてある。
    おそらく やつは伝承者争いの後始末をするつもりなのだろう・・・
    北斗神拳の正統な伝承者として・・・・・・・・・・・

    仮面の裏!の巻


    どけっ!! ケン・・・ その男はおまえの兄 トキではない!!

    その男の名はアミバ かつて俺と同じ南斗聖拳を学んだ男だ。
    アミバ 他の男は騙せても俺の目はごまかされんぞ。顔まで変えてトキになりすますとはな‥
    フ・・・ 変わらんな アミバ 今度は北斗神拳に目をつけたか。おまえの顔といっしょでひとつに落ち着かん
    それで人体実験をくりかえし北斗神拳をきわめようとしたのか・・・・・・
    フ・・・バカめ!! おまえは知らんのか 北斗神拳の奥義には秘孔封じというものがあるらしいぞ・・・・・・・・
    北斗神拳の正統伝承者をおまえごときのニセ神拳で本当に倒せるものか!!

    悲しき天才!の巻


    ほぉ〜〜 昔の顔に戻ってきたな
    ふっ! さあどうする バカめ ケンの怒りに火を注ぐだけだ 指がなくては突きようがないか・・・・・

    飢えた荒野!の巻


    フフ・・・・・・ついてくれば分かる ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    マミヤがおまえを追って村を出た! だが情にまかせておまえを追いかけるような女ではない
    アミバがトキの偽者だと俺がつきとめた時、本当のトキの居場所を探しにマミヤは出ていった!
    ある町でおちあうことになっている。無事ならそこで待ってるはずだ‥熱い女だ!

    フッ あわれな連中だ おれ達の待ち合わせの場所にあらわれるとは・・・
    やつの心の中にユリアがいるかぎり誰もやつの心を開くことはできんぞ!!
    死ぬ気か・・・ フ・・・ その報われぬ愛のために・・・・・・・・

    伝説をつくる男たち!の巻


    鬼の哭く街・・・・・・・
    おまえがそれほどまでに会いたいトキとはどういう男なんだ・・・・・・
    死ぬ気か・・・ なに!! おれも会いたくなった・・・・・・ その男に!

    死の門をあけろ!!の巻


    フ・・・マミヤ 目の前をよくみてみろ!
    フッフフ・・・ おれ達がいなけりゃ死んでたな

    おい、そんな所に突っ立ってないで降りてこい。おれが相手だ!!
    むっ!! !? こっ・・・これは!! くくっ!! やつら妙なもの持ってやがる!!
    クッ・・・ なかなか手強いな・・・ よし!!
    ケン! 気を付けろ!! やつらの間に挟まれたら終わりだ! な!!
    フッ 大方人質でもとられて衛士になりさがったのだろう

    哀しき賭け!の巻


    フッ・・・ ムチのスピードは人間の目では見切れない しかも やつは相当の達人!!

    救世主たちの墓の巻


    どうした? はっ!! 石の断首台!! なにィ!! な‥なんてやろうだ!! !!
    な・・・なんだあの構えは!? みたこともない闘技!!

    眠れ墓標なき墓に!の巻


    おい つづけろ この墓にはいるのは獄長だ! このサイズでははいりきらん
    おい マミヤ気づかないか・・・・・・・・・・・

    恐怖の足音!の巻


    拳王とはなに者だ? なにィ!? な・・・なんと岩を支えながら絶命している!!
    なんと凄絶な死だ! ただこの通路を守るためだけに!!

    静かなる巨人!の巻


    さがっていろ あとからついてくるがいい!
    フッ・・・ そら出てこい! はっ!! くっ・・・ しまった!!

    北斗有情拳!の巻


    こ・・・ この男がトキ・・・・・・
    す・・・すごい こ・・・これがトキという男、そして これが北斗神拳・・・・・・
    拳王とやらがこの二人の再会を恐れていたわけが分かった
    うっ この臭いは!! 血の臭い!! その凄惨な悲劇がこの血の数だけ・・・・・・・・・・・ ラ・・・ラオウといったらケンの長兄!!
    ・・・・・・・・・・・・・・

    失われた北斗の男の巻


    そもそもラオウというのはどういう男なんだ 敵は神・・・ 己の野望のためには神をも恐れぬ男 な・・・なんということを!!
    おい どうした  一体 誰がこんなことを!? 
    拳王侵攻隊だと!! で・・・ やつらはどこへ!! 西!? むっ! 西といったら アイリのいる村の方角だ!!

    ケン 俺は村へ帰る。拳王侵攻隊がこんな小さな村まで手をのばしている以上、アイリやリンを残してきた村が心配だ!!

    死兆星の蒼光!の巻


    今日は北斗七星がよくみえる そのわきで輝く小さな星さえも

    小さな勇者!の巻


    うむ‥ さあ いくか! ん!? あれは!! バット!!
    バ‥バット どうしたんだ!! なにがあったんだ!! なにィ!! 人の皮をかぶった悪魔め!! リン!! リンしっかり!!
    リン おまえ!! 自分のことよりもおれの妹の身を案ずるとは‥ ‥しかし 気丈なようでも まだ子供‥ それをこんな目に‥‥

    ゆるさねえ・・・・・・・・・・・・
    てめえらの血はなに色だーーーーーっ!!

    迫りくる魔獣!の巻


    ふおお〜 今度はてめえの番だ!! なにィ!? な!? はっ!! アイリ おまえ!!
    あ‥あの抗う術を知らず周囲の風に流され 人形のように生きるしか出来なかったアイリが!!
    そうか・・・ もう おれに弱点はない アイリはおれから離れた。自分の意志で生き! 自分の意志で死んでいくだろう!!
    むっ!! ガソリンを!! ぬ!! フ・・・ つまらん芸だ そんな大道芸でこのおれと戦う気か!

    凶星炸裂!の巻


    なに!? 拳王! この男が!! おまえがラオウか‥ ちょうどいい この場でおれが片づけてやろう ひっこんでろ
    はやあ!! 南斗水鳥拳の鋭い手刀は大気の中に真空波を生む ラオウ 次はきさまの番だ!!

    フ・・・・・・・ ならば きさまにもおれの真髄を教えてやろう いくぞ!!
    リン・・・・・ フッ・・・・・ 心配するな 俺は戦うことでしかケンやおまえにカリを返せない男だ ラオウの首はおれがとる!!
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・ ある!! な!!
    なにィ〜〜 降りぬのか〜〜!! ならばそこで馬ごと死ぬがいい!! ぬおおお!! はあ〜〜〜!!

    見えざる魔拳!の巻


    死ねえい!! うっ!! なっ くっ!! な‥なんだ今のは!!
    なにィ 手綱を握ったまま や‥奴は動いていなかった で‥ではおれが見たものはなんだ おれには無数の鋭い拳の攻撃がみえた!!
    気(オーラ)!! フフ・・・ならば余計にきさまをここで倒しておかねばならん!! だまれ!! たとえこの身が砕かれようと!!

    でやああ!!

    南斗究極奥義 断固相殺拳!!

    『みんな おれに力を貸してくれ!!』
    うっ!! ぐああ!!

    死者の警告!の巻


    ケ・・・ケン 待つんだ!! や・・・やめろ!! ケン!!
    ケン! 今のおまえではラオウには敵わん!!
    わ・・・理由が!! おまえでは絶対にやつに勝てぬ理由があるのだ!!

    血を呼ぶ宿命!の巻


    だ・・・だめだ ケン! 戦えば死ぬ 今は・・・・・・
    今は逃げろ!! ぐく!! ふ・・・二人の拳は同質だ ぶつかり合えばたとえ相手を倒したとしても自分も砕け散る!!
    や・・・やめるんだ どうしても戦うのなら! これだけは胸に叩き込んでおけ!!
    お・・・おまえは生きねばならん! たとえ相討ちでもそれは負けと同じだ!!
    おまえはこの時代に必要な男! リンやバット、みんなのために生き続けなければならんのだ!!

    今一瞬の命を!の巻


    ト・・・ トキ・・・・・・・ ケンを ケンを止めてくれ!!

    静水のようにの巻


    ぐ・・・ は・・・・・・・  はーーーー
    つ・・・ ついに!! ラオウが地上に降り立った!!
    死・・・死を覚悟している!! ト‥トキは死によって なにをケンに伝えようというのか・・・!! 流している・・・・・・・
    ラオウの闘気は変わらぬ。だがそれを受けずにトキは流している・・・
    いや・・・ むしろ激流のようなラオウの闘気を飲み込んでいる

    ま・・・まるで静水のように!! みろ! 二人の間合いを!!
    変わらないラオウが詰めれば それだけトキが引いてかわす
    は・・・はじめてトキが前に出た!! い・・・いかん ラオウが戦法を変えた
    やはり持久戦に・・・ これではお互い逃げ場がない!!

    拳法では・・・それも達人同士の戦いでは対峙だけでもすさまじいエネルギーを必要とする
    わずかな気迫の乱れでさえ命取りになる ましてトキは病に・・・・・・・

    その秘孔縛を解け!の巻


    北斗神拳・・・ 一子相伝の北斗神拳千八百年の歴史は俺達が思うよりはるかに崇高で重い!!
    それをトキはケンシロウに死をもって教えようとしている・・・・・・ むっ!!
    『み・・・みえる 俺にはみえる! トキのすさまじい最後の“気”の戦いが!!
    今二人の間には無数の突きが交錯している!!』 は!!

    マミヤ!! マミヤ! や・・・やめろ ボウガンなど役には立たん!
    北斗神拳の奥義には二指真空把がある。矢を放った人間にその矢が返ってくるぞ
    や・・・やめろ ラオウ! やめてくれ!! その女だけは その女だけは殺さないでくれーーーーーっ!!
    ぐくっ!! そ・・・・・・ そうだ・・・その女マミヤは俺に愛というものを教えてくれた!!
    たった一人の女だ!! マミヤ!! マミヤ〜〜ッ!!

    永遠の死闘!の巻


    い・・・いや!!
    互いに寸前で見切っている。達人同士の戦いでは相手の技を完全に見切ることはできぬ
    残された方法は寸前で己の肉体を切らせ骨を断つのみ!!
    ぬう・・・ なんという凄まじい戦いだ!!

    暴虐!狗法眼!!の巻


    ぐっ!! うぐああ!! ぐああ!! くう!!
    ふう・・・ いずれこの足も・・・ うくっ! はっ!! ・・・・・・・・・・・・・・・ ケン・・・・・・・・・・・・
    ふう・・・ これがラオウのいう恐怖らしいな フッ・・・ いいんだ・・・ 後悔していない
    いや むしろおまえに感謝している・・・おれは一度は人間としての自分を捨てた男だ

    妹アイリの救出のためだけに生き! 世を呪い! 時代を憎んだ!
    だがおれはおまえに会った トキに・・・ そしてリン、バット、マミヤに・・・・・・・
    おまえ達は飢えて乾いた狼のような俺の心に安らぎを与えてくれた おれは人間に戻ることができたんだ
    あとは・・・ あとは死に方の問題だ! 死に方のな・・・ うあああ!!

    死兆星マミヤの頭上に!の巻


    うっ!! ぐああ!! うがあ はあっ くっ!! はあっ!!
    フッ・・・ とうとう昼にでも死兆星が見えるようになったか こ・・・こうしてはおれん!
    ケ・・・ ケン!! どこまでもおせっかいなやつめ・・・
    マ・・・ マミヤ!! バカな・・・ おれなんかのために こんな・・・・・・

    凶悪なる紋章!の巻


    まだ分からんのか 今のが北斗神拳だ!!
    ・・・・・・・・・・・・・・  やつだ・・・・・・ うむ・・・ 死んでいる フ・・・ いい友だな・・・・・・・ 大丈夫か・・・
    ・・・・・・・・・・・・・・
    マミヤ もう戦いは捨てろ 自分の手で未来を捨てることはないんだ
    ・・・・・・・・・・・・・ マミヤ・・・・・・・
    ん!? はっ!! こ・・・この肩の紋章は!?
    マミヤ!! マミヤ どうしておまえの肩に紋章が!!
    ・・・・・・・・・・・・ マミヤ・・・

    南斗六星光る!!の巻


    教えてくれ長老 あのユダとマミヤの間にはなにがあったのだ!?
    ・・・・・・・ 女だ・・・・・・・・・・・・ やはりおまえは女だ!! ユダはおれが倒してやる
    マミヤ マミヤ うぐっ!! くああ!! ぐく・・・・・ ケ・・・ケン・・・
    お・・・おれはやつをユダを知っている・・・ 同じ南斗の男としてな
    おまえの強敵しんとおれのほかにあと4人南斗聖拳を極めた男たちいる!
    人はそれを南斗六聖拳と呼んだ・・・・・・・ ユダ・・・・・・・・やつもそのひとり!!

    フ・・・・・・・おれは死んでいく身・・・・・・・ マミヤの愛など求めぬ

    ただおれはマミヤのために死に・・・・・・・・・・・ あの女の心の中で生きていたいのだ

    フッ・・・ こんな時代だ男たちの命は短い
    しかし女は子を産み・・・・・・・・・そして物語を語り継ぐ

    男の戦いの物語を!! ユダ・・・・・・・・・・・ おれの最期をかざるにふさわしい男だ!!

    絶望の淵!!の巻


    大丈夫だ 今 おれはどんな苦痛にも耐えることができる おまえならわかるだろう
    行こう おれには時間がない ふ〜〜〜〜〜まにあった 一日あればケリはつく はっ
    な!! こ・・・これは!? なに!? は!! しっ・・・しまったあ!!
    ユ・・・ユダは南斗六星のうち妖星を持つ男 妖星はまたの名を裏切り星・・・
    はあっ おお!! あ・・・あと一日・・・ もややここまでか・・・・・・・・・!! うぐああ!!
    き・・・きこえる ユダのあざわらう声が・・・・・・・・・
    ケ・・・ケン もう死兆星が落ちてきそうだ 行こう・・・ブルータウンへ!!

    妖星の赤き牙!の巻


    は!? うっ・・・ こ・・・ここは ふ〜〜〜〜 そうかおれは気を失って・・・
    ・・・・・・・・・・・・・マミヤは ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    フ・・・おれはこのまま死んでいくのか・・・・・・・・・ な・・・なに!!
    そ・・・それでは な!! うぐ・・・ ぐああ!!

    最期の炎!の巻


    フ・・・ ぐはっ!!
    うおあっ!! おあわあ!! はあぐっ!! うわわっ!! あ!! あっ!!
    はあっ!! うあっ ひあああ!! わあ〜〜!! あがわわ!! おおお〜〜〜

    なに ユダが!? ユダ!!
    次はおまえだ! なに!! な!! なに!! マ・・・マミヤが バ・・・バカな!! マミヤ
    マミヤ・・・・・・・・・ どこまでも哀しい女よ
    ならば おまえのためだけに死ぬ男がひとりぐらいいてもいい
    ユダ! 妖星は二度と輝かぬ!!

    南斗六聖拳堕ちる時の巻


    フッ・・・ !? なに!!
    死ぬのはおまえだ!! きさまは南斗六聖拳を崩壊に導いた男!!
    南斗水鳥拳の伝承者の名にかけてきさまを処刑する

    そうだ かつて南斗六聖拳は皇帝の居城を守る六つの門の衛将と呼ばれ・・・・・・・
    南斗聖拳総派百八派の頂点だった
    しかし あの戦争後南斗六聖拳は二波に分裂した! 平和を望むものと覇権をめざす者とに!!

    この時ユダは裏切った! 平和を望む声が優勢とみるや
    自分の配下南斗二十三派をひきつれ恐怖の覇王・拳王と手を結んだのだ!!
    一星崩れる時・・・・・・・・・ 残る五星もまた乱れこの世は巨大なる悲劇のタネはまかれた!!
    ケンシロウよ おぼえておけ 殉星の男シンやおれの悲劇などさらなる悲劇への序章にすぎないことを!
    フッ・・・ 愛を知らぬおまえには決してわかるまい
    ユダよ!血化粧はおのれの血でするがいい!!

    水鳥は飛ばず!の巻


    きさまもこれでおわりだ!! なに!? !? なに!! は!!
    な・・・なにをした ユダ!! バ・・・バカな ダムを爆破したのか!! くっ
    む!? くっ!! ぐあっ ぐああ!! くくっ!! ふん!!

    南斗水鳥拳奥義!! 飛翔白麗!!

    最期の別れ!の巻


    衰えたなユダ・・・・・・ ユダ!! ユダ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ユダ・・・ ユダ!
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ユダおまえもまた孤独!!
    だが・・・ おれもすぐに行く・・・ さらばだ南斗六聖拳伝承者 妖星ののユダ!!
    フッ・・・ とうとう最期の時がきたらしい

    マミヤ・・・ いいか死兆星が頭上に落ちる日まで精一杯生きろ!!
    たとえ一瞬でもいい! 女として生きろ女の幸福を求めるのだ!!
    さらばだ!  くるな!! きてはならぬ・・・
    おれはおまえにだけはおれの砕けいくぶざまな死に方をみせたくない
    しあわせにな!

    トキ・・・世話になった
    ケン 生きつづけろ死ぬなよ 今の時代おまえの北斗神拳が必要なんだ!
    涙を笑顔にかえるために
    アイリよ・・・先にゆくにいさんを許せ・・・ さらばだ!








    コメント
    制作途中でかなり後悔した 面倒臭すぎ・・・・・








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