8.パロディー化した元の俳句

 

パロディー化した句

元の俳句

作者

2.はる 2haru.htm

 

 

(1)初孫と たわむれながら お屠蘇かな

 

建生

(2)くる春も 孫らではじまる わが家かな

 

建生

(3)初春や 爺にはじじいの 楽しさあり

 

建生

(4)梅が香や どなたが来ても へぼ将棋

梅が香や どなたが来ても 欠け茶碗

一茶

(5)初春や 走るあほうに 見るあほう

 

建生

(6)めでたさや 今年もありや 親と髪

 

建生

(7)めでたさは これくらいかなと おらが春

めでたさも 中位なり おらが春

一茶

 (8)菜の花や お前東に わしゃ西に

菜の花や 月は東に 日は西に

蕪村

3.なつ 3natsu.htm

 

 

(1)初孫の 笑顔みながら ビールのみ

 

建生

(2)うだる夏 かっぱになりたや 彼岸まで

うだる夏 かっぱになりたや 彼岸まで

詠み人知らず

(3)冬去りて 春・梅雨過ぎて おらが夏 

 

建生

(4)痩せ蛙  負けるなかっぱ  ここにあり

痩蛙 まけるな一茶 是に有り

一茶

(5)手作りや 買うより高し 鯉のぼり 

 

建生

4.あき 4aki.htm

 

 

(1)来てみれば ここにはここの 紅葉あり

来てみれば 山には山の 暑さかな

千代女

(2)柿くえば 靴がなるなり きんこんかん

柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺

子規

(3)がらくたを 集めて楽し 濡れ枯れ葉

五月雨を あつめて早し 最上川

芭蕉

(4)秋風や もの書きたがりし 青い筆

秋風や むしりたがりし 赤い花

一茶

5.ふゆ 5fuyu.htm

 

 

(1)雪散るや おどけたみたい我が家かな

雪散るや おどけもいへぬ 信濃空

一茶

(2)悠然と して絵を見る 炬燵かな

悠然と して山を見る 蛙かな

一茶

  (3)憂き心 吹くも流すも もがり笛(虎落笛)

憂き心 寄せつけもせず もがり笛

老仁

(4)達磨のあくび 注意しろよインフルエンザ

いぬのあくび まむかいにみる はるのかぜ

多希女

6.かぞく・あい 6kazoku・ai.htm

 

 

(1)静かさや 胸にしみいる 母の声

(しづ)かさや 岩にしみ入る 蝉の声

芭蕉

(2)お宝が こんなにあるよと 妻は言い 

 

建生

(3)齢とりし お前百まで わしゃ九十九まで

 

建生

(4)自転車を 買ってくれろと 泣く子かな

名月を とってくれろと 泣く子かな

一茶

(5)孫たちに すねをかじられ もらい酒

朝顔に つるべ取られて もらい水

千代女

(6)我と来て 遊べや親の ない子犬

我と来て 遊ぶや 親のない雀

一茶

(7)雀の子 そこのけそこのけ わしらが通る

雀の子 そこのけそこのけ お馬がとおる

一茶

(8)語られぬ 作者もありし 器かな

語られぬ 湯殿にぬらす 袂かな

芭蕉

(9)集めの道 雲の峰より つづきけん

蟻の道 雲の峰より つづきけん

一茶

(10)集めたり 兵(つわもの)どもが 夢の

夏草や 兵(つわもの)どもが 夢の跡

芭蕉

(11)物読みて  思ひ引きさく 余波(なごり)

物書いて 扇引きさく 余波(なごり)哉

芭蕉

7. おや・きょうだいを想う 7oya・kyodai.htm

 

 

  (1)仕事で病んで 父の便りに 涙おつる

旅に病んで 夢は枯野を かけ廻る

芭蕉

(2)けふからは 日本のぞ 楽に寝よ

けふからは 日本の雁ぞ 楽に寝よ

一茶

 

 

なんでもかんでも並べた発行所の様子

 

 

 

1回発行……… 20101010

発行者 ……………建生

発行所 ……………999-0000

TEL…………………0000-99-0000 

E-Mail.…………tateo

URL…………………http://www.hm3

 

 

万一乱丁・落丁がございましたら,上記までご連絡ください。

現金と引き換えに御取り換えいたします。

なお,著作権は,全て発行者に帰属します。

 

 

●●●●●●くだらない内容にもかかわらず,

●●●●●●最後までお付き合いいただいたことに感謝 感謝。

 

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