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近況報告八月

(平成267/31脱稿)

 

① 蚊の来襲がなくなった!

 

   我が家の西側の擁壁の下には隣接して道がある。その道の西側の市街化地域には一万坪弱の耕作放棄地が広がり雑草に覆われていた。昨年区画整理組合が結成され宅地としての分譲地が完成。その西端に11軒の家が建てられた。

 

   40年前の宅地は100坪クラス。今では50坪クラス。購入者の資金調達力とのバランスで面積が決まるようだ。二台分の屋外車庫を確保するのが精一杯。殆どは共働きのようだ。6:00には洗濯物が干されている。主婦の多忙さが我が家から100m離れていても手に取るように理解できる。一戸建ての購入が無理な人は片田舎の豊田市でもマンションを買うようだ。 

 

   でも、残りの土地の持ち主は税金対策として当分の間、果樹園にすべく一戸分の敷地に付き一本程度の小さな苗木を植えた。今売ると過去に遡って市街化地域内の農地として減額されていた分の税金を一括請求されるのだそうだが、詳細は知らない。形式だけと誰にもわかる見え見えの対策だが、雑草が茂る度に除草剤を撒いている。水溜りや湿地が消滅したのか、蚊が劇的と言えるほどに発生しなくなった。

 

以前は我が愛しの家庭菜園に出ても蚊に強襲されるだけではなく、庭の芝生で子孫と一緒にバーベキュウを楽しむ場合にも蚊取り線香抜きでは一瞬も過ごせなかった。

 

② 歩行速度向上対策

 

   平成141219日に胃がんの外科手術を受けて以来、歩行速度が急落。団体の海外旅行に参加したときには何時も最後尾をとぼとぼと歩くようになった。団体ならば必ず誰かが最後尾になるのだ。私が皆様に代わりその不名誉な役を引き受けているだけだと言いつつ・・・。足が重くて思うようには何故か動かせないのだ。

 

その後もテレビで提案されていたいろいろな対策を試みた。しかし、20135月233度目のエベレスト登頂に成功した三浦雄一郎氏ほどの根性はまるでなく、目立った効果は当然のことながら現れなかった。三浦氏はエベレスト登頂の歴史では最高齢登頂者となった豪傑だ。

  


   去る6/23に対策をふと思いついた。何かで知ったことを思い出したのかもしれないが・・・。40℃の風呂で二分間体を温めた。その後、左手で左足の膝を抑え、左足の親指を右手の指で強く引っ張るストレッチを30秒間掛けた。左右交互に10分間継続。

 

   入浴後は脹脛・太もも・両手・背中の筋肉に少し痛みを感じた。筋肉の繊維の一部が切断されていると推定。でも、半日経てば痛みは解消。朝・夕の二回の入浴時に奮闘している。気のせいか足の重みが軽くなったように感じている。股割りのミニミニ版だ。

 

股割り(またわり)とは、スポーツにおける練習、または技術の一つ。開脚 (:split)股裂きとも。相撲テコンドーダンスシンクロナイズドスイミングフィギュアスケート体操競技ヨーガなどで取り入れられている。

 

相撲では股関節を柔軟にし、怪我を防ぐことを目的に行う準備運動と位置付けられる。大相撲力士など長期に渡り日常的に行なって慣れている人は完全に開ききってぺたっと座り、さらに顔がつくまで上体を倒したりしてしまえる人も珍しくはないが、経験のない者が急激に行うと靭帯を損傷する等本末転倒の結果を伴いかねない。

 

現在、「大相撲の稽古の中でも最も厳しい」と言われることも多く、ほとんどの新弟子はこれを怖がる。どのくらいでできるかは個人差が大きく、早ければ1年かからずに完全にできるようになる人もいるが普通は数年かかり、稀に最後までできないままの力士もいる。

 

③ 健康度の確認

 

   体重測定

   体重は飲食でも常に変動する。私は食事前の入浴時に全裸で毎日2回測定し、その最小値を正味体重と考えている。下咽頭がんの手術後四日目の6/4に退院。当時体重は56kgに落ちていたが57kgにまで復活。後半年間頑張れば、ペルシア旅行前の59kgまで復活できるのではないかと、文字通り取らぬ狸の皮算用。

 

   せめて次回の海外旅行、ミャンマー(10/30-11/3)までには後1kgは奪還したい。何としてでも体重を復活すべく食材探し。7/20配達された『快適生活』で豪州・ニュージランドでの穀物肥育牛のヒレ肉を発見。

 

3kg・税送料込みで10,800円。代引き。松阪牛のA5ランクより当然味覚が落ちるとはいえ(海外産の輸入牛肉にはランク付けがないそうだ)食欲を掻き立てられれば十分。瀬古食品(松阪牛の肥育業者としての肥育頭数は日本一)の直販価格(3,000/100g++送料)の1/10に満足。食べて美味しければ追加購入の予定。

 

家庭菜園で採れたキュウリを毎日三本、味噌をつけて齧って以来、キュウリには整腸作用があるのか排便だけは快調なのが救い。

 

   排尿

   加齢とともに排尿に時間が掛るようになった。超寒がり屋の私は梅雨明け前の7月上旬でも股引は二枚履いている。排尿時に猿股・下着二枚・ジーパンの四枚の隙間から柔らかくなっているペニスを摘まみだして排尿すると尿が残る場合がある。

 

今ではバンドを緩め、ペニスの付け根を自由端(構造力学的に言えばトラス構造)にしている。高速道路のSAのように数えきれないほどの便器が並んでいる場所での排尿時でも、隣人の目線は全く気にしなくなった。陰毛も頭髪も単なる体毛に過ぎない。我が観察によれば、頭髪が100%白い翁でも陰毛は、僅かに白い毛が混じってはいるが殆どの毛は黒い。下半身の体毛の毛根は老化が遅いようだが不思議だ。

 

   それでも、前立腺の肥大が徐々に進行するのか尿腺分裂症が現れることがある。亀頭に纏わりついている陰毛を剥がすが、下から指で支えることはしない。軽いとはいえペニスの自重と指の支えで尿道が圧迫され、尿の流れが層流から乱流に変わり尿腺分離が現れやすく、便器に飛散するからだ。排尿が終わっても20秒くらいは残尿が出てくる場合があるが、その間の待ち時間は気にしない。

 

   我が知人の半数は奥様の苦情に抵抗し切れず、排尿時に便座に座るそうだ。でも、私は便座に座るとパブロフの犬のように条件反射的に軽い便意が発生するから避けている。

 

   尿腺分離の原因を義理の姪夫妻医師(共に専門は泌尿器科)に質問したら、意味不明の回答が来た。彼らは粘性流体力学に関しては全く無知蒙昧のようだ。

 

   毎朝入浴時には猿股を交換しているが、その時に陰部が接する猿股前部の匂いを嗅ぐ習慣だ。高齢化の結果、嗅覚が衰えたのか臭いは殆ど感じられない。でも、ときどき弱いアンモニア臭を感じる場合がある。この現象が継続的に現われるようになれば躊躇することなく泌尿器科を尋ねて薬事療法。それでも改善されなければ、外科手術だ。がんの手術に比べれば超簡単だ。

 

**************************蛇足*****************************************

 

   私は約30年前から海外出張が増えた。当時は、海外の有名ホテルでも温水洗浄機は全くなかった。私はその代替案として朝風呂に入った。朝風呂を繰り返しているうちに、その快適さを痛感。帰国後には自宅でも朝風呂に入る習慣が定着。

 

狭いオフィス内で働く労働者には、時間がなければせめてシャワーを浴びて下半身を清潔にし、下着は全て取り換えて貰いたい。出勤前に自宅で臭気センサーを下半身に充てて清潔度を確認する習慣が生まれるのを強く望むようになった。ズボンに蓄積されている臭気が気になるのだ。

 

   誰が発案したのか、省エネを目的にネクタイをしない人が増えた。馬鹿の提案には驚愕するのみだ。自宅ではネクタイを外しステテコや下着の上に浴衣を着るなどのリラックス・モードで過ごすのが普通だ。しかし、出勤時には下着とカッターシャツを全部取り換えてネクタイを締め、職場では戦闘モードのスイッチを入れて、気合を込めて働く方がどんなに効率的か。馬鹿の提案によりだらしなく働くと、仕事の効率が落ちるだけではない。あろうことか我が国のネクタイ産業が壊滅的な被害を受けたそうだ。

 

   熱力学の視点から評価すると、ネクタイの有無に拘わらず人間の発熱量は大局的に見れば変わらない。その結果、オフィスの冷暖房負荷も変わらない。オフィスの省エネ化が隠された目的ならば、ガラスを真空二重ガラスに取り換える方が先決だ。我が寝室は3階の西南の角部屋。二重ガラスに取り替えたらエアコンの負担が多少だが減少した。

 

   尿の色

   排尿時には必ず尿の色を観察している。高齢者が在宅時でも起こし易い熱中症対策だ。10年以上も前にパリの屋根裏部屋で高齢者が数千人も熱中症で死亡した。パリの集合住宅の最上階は家賃が安く、年金暮らしの高齢者が大勢借りているそうだ、当時、欧州では車は勿論、屋内用のエアコンも殆ど普及していなかった。

 

   私は毎朝砂糖抜きの紅茶を二リットル沸かし、ペットボトルで常温(冷蔵庫では保管しない。冷たい飲料は胃腸に悪いと独断)保管。万一尿の色が薄い茶色になっているときは即座に紅茶を飲む習慣だ。今では安くなったスポーツドリンクも常備しているが、極力飲まない。いろんな成分が入っているのか、飲み過ぎると何故か体調が悪くなるのだ。でも、tennisgolfの時は僅か500ccだが持参している。全身こむら返りを恐れるのだ。

 


   10年以上も前だったがtennisを終えてクラブハウスのサウナを満喫した後、入浴していたら突然全身こむら返りに襲われた。下着を着用することも歩くことも痛くてできなかった。真っ裸のまま救急車で運搬された。病院で医師が点滴を開始。中身を聴くと生理食塩水みたいなものだという。やがて痛みが嘘のように消えた。医師が血中の電解質を検査。正常値に戻ったという。爾来、スポーツドリンクを飲むようにしたら、こむら返りの再発は一度もない。


   

④ ハイビジョン効果

 

   ハイビジョン放送が始まって我が予期せぬ変化が現れた。NHKの各種教養番組は事前に月刊雑誌にも収録されるなど十分な準備時間があるようだ。

 

   タレント教授ならば不知(いさ)知らず、普通の大学教授にテレビ出演が舞い込むことは滅多とない。人生の晴れ舞台だ。一目でそれと分かる高級背広を新調。ネクタイもカッターシャツも新品。背広の上ポケットには無造作にカラーハンカチ。色合わせの良さも指南役がいるのか抜群。ネクタイピンを使用している人は大変少ない。

 

   アップで映し出される顔も男なのに薄化粧しているのだろうか、清々しい印象だ。ハイビジョンでは無精髭もはっきりと映し出されるためか、出演者の身だしなみが素晴らしく良くなった。

 

昨年から大型電気店では録画再生映像で4Kテレビの実物による宣伝が始まっているが、私の視力では現行のハイビジョンとの差は殆ど感じられない。両者の製造工程は同じだから、いずれ価格も同じ程度になると推定している。でも、現在使用中のテレビが壊れるまでは、買い替える気は全く起きない。

 

でも、序に可笑しなことに気が付いた。出演している中高年男の歯が汚いのだ。歯の色が薄黄色に汚れているだけではなく歯並びも悪い。その上、欠けている歯が多いだけではない。歯と歯の間に大きな隙間すらも散見され、見栄えが全くしない。

 

一方、別の番組で見かける女性歌手や女優の歯は、同じ日本人なのに立派に育ったトウモロコシのように大きくて、白いアーチを描き美しい。ある女性は常に唇を開けて無理に笑顔を装い、歯を得意げに見せている。彼女たちは自前の歯を全部引っこ抜き、入れ歯に置き換えているのだろうか?

 

整形美人と結婚したある友人が嘆いていた。子供が産まれ奥さんの作戦がばれたのだ。おまけに子供の成績は悪く・・・。美人薄命との慣用句はあるが、この種の女をなんと称しているのか、私は知らない。整形をして才子の心を射止めてもDNAが変わる訳がない。しかし、ボンクラ・ブス女の健気な努力を笑う訳にも行かず・・・。

 

➄ 限界集落

   


私の人生観の基底には学生時代に解析力学・熱力学・物理学・材料力学などで繰り返し学んだ『最少作用の原理』が動かし固く存在している。自然界の変化はエネルギー使用量が最も少なくて済む道を選ぶというものだ。


最小作用の原理(さいしょうさようのげんり、: principle of least action)は、物理学における基礎原理の一つ。特に解析力学の形成において、その基礎付けを与えた力学原理を指す。最小作用の原理に従って、物体運動(時間発展)は、作用積分と呼ばれる量を最小にするような軌道に沿って実現される。


物理学における最大の指導原理の一つであり、電磁気学におけるマクスウェルの方程式相対性理論におけるアインシュタイン方程式ですら、対応するラグランジアンとこの法則を用いて導出される。


また、
量子力学においても、この法則そのものは、ファインマン経路積分の考え方によって理解できる。物体は運動において様々な運動経路(軌道)をとる事が可能であるが、作用積分が極値鞍点値)をとる(すなわち最小作用の原理を満たす)経路が最も量子力学的な確率密度が高くなる事が知られている。


   マスコミ関係者やボンクラ識者は日本の限界集落をどのようにして救うべきか、人口減少をどのようにして防ぐべきか、連日のように馬鹿げた提案をしているが、そのまま放置するのがベストだ。

 

   江戸時代まではオランダなどとの文化の交流はあったが、食料の輸入は無かった。日本人は島国の中で如何にして食料の増産をすべきかに悪戦苦闘。その象徴が棚田や埋め立て事業に現れている。人口の上限値は食料の生産高で決まり、天災に襲われると天明の飢饉などのように悲惨な餓死に屡追い込まれていた。

 

全国各地に広がる棚田や山間地の狭い農地は、写真撮影の対象としては立体感もあり美しいが、本来の使命は終えた。放置すれば美しい自然が回復するだけではない。元からの先住民である動植物に返却すべきだ。人を職住近接の都市部に集中させれば、インフラも効率的に整備できる。

 

   人がいなくなれば、神社仏閣・僧侶・神主・コンビニ・移動販売車なども消滅。欧州のように美しい田舎が復活する。農業は大規模化し、国際競争力も高められる。典型的な小国の代表、オランダの農産物輸出高は米国に次いで世界二位。施設園芸の野菜・果菜・花卉類の面積あたりの生産高の高さには目を見張る。日本は棚田の維持よりも農業の工業化に取り組むべきだ。

   



⑥ 帰巣(きそう)本能

 

   帰巣本能の持ち主で有名な鮭は産まれた川に帰る性質があり、江戸時代から鮭の養殖にも活用されている。自然界に目を移すと、帰巣本能は全ての動物にあると考えるのが自然だ。鳩の帰巣本能は伝書鳩として活用された。

 

   無数の渡り鳥も帰巣本能の持ち主だ。燕は春先に元の家の軒先に戻ってくるくらいだ。ときどき犬や猫が数十キロメートルも離れた場所から里帰りしては、マスコミの話題にすら取り上げられている。

 

   人間もまた帰巣本能の持ち主だ。世界何処の国でも旅先で出会った老人に『自由に住所を変えられるならば、どこの国を選びますか』と質問すると例外なしに『我が産まれたこの国、この場所ですよ』と答えた。西アフリカの半砂漠地帯にあるマリでも『こんなに空気のきれいな場所はない。快適そのものだ』と、私に答えた。

 

   日本人も同じだ。2011-3-11日の東日本大震災後の被災者の行動を観察・分析すれば明らかだ。天然の良港といえば聞こえは良いが、海岸まで山地が迫り海が急に深くなり簡単に漁港にできたが、実態は平地の少ない車道も無いような住み難い場所だ。

 

今回の地震を絶好の機会と捉え、海抜数十メートルの山地を住宅地として造成し、漁港を集約すれば快適な環境に変わる。でも、それが実現しがたいのは、人間の帰巣本能のようだ。元の位置に家を新築し、繰り返し現れる地震と津波に襲われている。

 

⑦ 居間のリフォーム

 

   2年前から断捨離生活に突進。居間のゴミも少なくなったとき、柱や長押(なげし)などの色の不揃いがふと気になり始めた。全ての色をクローゼットの扉の色に合わせて明るい茶色に統一したら気分が落ち着いてきた。

 

   居心地の良い居間の大きさにも私なりの生活習慣に合わせた最適解があることに気が付いた。体育館のように大きな居間は只でも使いたくはない。必用な家具が収まり、テレビ・テレビ視聴用の安楽椅子・電気炬燵・パソコンデスク・冷蔵庫&冷凍庫(何時でも取り出して食べられる酒のつまみ入れ)が置ければ満足だ。そのためには12畳で十分だ。1.60mしかない私には天井の高さも2.50mで十分だ。

 

   昨年は戸車の動きが悪くなった網戸を更新。更にリクシルの真空二重ガラス戸を和室用の障子(大小八枚)と取り換えたら、冬でも昼間は温室化。防音・断熱性も向上した。でも、鉄筋コンクリートの壁面の蓄熱からの放熱は、建築時のガラスウールの内断熱材だけでは防げない(建築時に私は外断熱の効率性に気付かなかった。当時その施工例も聞かなかった)が,200ボルト三相の大型エアコンで解決。今や我が楽園、大袈裟にいえば極楽浄土に変わった。

 

   二重ガラスの価値は断熱性能よりも断音性能にあると体験した。屋外からの雑音は殆ど遮断された。逆に屋内の騒音が外部に殆ど洩れなくなった。加齢とともに難聴となり、テレビの音を大きくするようになったが、何の支障もない。

 

   時たま、好きな歌手の懐メロ番組が放映されるときはテレビに繋いでいる大型のステレオ(トリオのアンプ+大型のダイヤトーンスピーカー)で聴くが、誰にも遠慮は不要だ。

 

⑧ 芦原温泉


   

 




   5/30の下咽頭がんの手術後四日目の6/3には退院させられた。がんセンターも独立採算制を強要されているらしく、四人部屋でのんびりと過ごすことはできなくなった。医療事務には派遣社員を活用し、空きベッドを増やし、要手術患者の受け入れ態勢を強化。院長などの管理職も一人の医師として動員。収入増には手術が最強手段だ。ベッド一つで2,500万円/年の収入確保は必達目標にしているように感じた。

 

退院後は自宅で寝て過ごしていた。忽ち足腰の筋肉が弱体化。寝たきりでは三年で死ぬ、とはよく言ったものだ。約一か月過ぎた7/7-8に、痛い脚を引きずり乍ら何時もの温泉旅行仲間六人で芦原温泉に出かけた。今回で二回目となった大江戸温泉物語の芦原温泉だ。目的は大衆演劇を見ることにあった。

 

   朝風呂を満喫した後、ホテル内で6:00から開業する朝市の準備をしている大男に出会った。115kgもあるそうだ。大相撲の解説者としては抜群の説明力がある舞の海によれば入門時の体重が二倍以上になった関取は強いそうだ。増加した体重は稽古による筋肉の増加に由来するそうだ。相撲界の猛練習でもペニスを鍛えているはずはないから、150kg以上の大男でもペニスは並みの大きさと推定している。

 

   しかし、我が目前にいる大男のように幼少時から徐々に太ってきた場合は、肉体の構成部品は体重に比例して大きくなっているのではないかと推定。おもむろに声をかけた。ここにはまだ誰もいない。一瞬で良いからペニスを見せて欲しいと要望した。天井に防犯カメラがあるから無理だと断られた。

 

   防犯カメラの死角に連れて行き、左手で前掛けを持ち上げ右手でズボンの上からペニスに触れた。我が予想通りの巨根だ!『大根のような巨根の持ち主である貴方が小さな女とセックスをする場合は、亀頭だけを挿入するだけですか?』『大丈夫。根元まで入りますよ』と正直に答えた。

 

   巨根ぞろいのアラブ人と、ミニ根(同人種ならば膣もミニ根に合わせて小さいと推定)のモンゴリアンとの交雑にもなんの支障もないと理解できた。かくして、人類の人種間の特徴は失われていくようだ。

 

   現役時代はトヨタ自動車の無料送迎バスに乗り、団体として御園座に毎年一回の観劇会に出かけていた。でも、定年退職後は名古屋市内の常設劇場に芝居を見に行くことはなかった。娯楽の種類が増えたのか、来客の減った名鉄百貨店内の名鉄劇場は廃業。中日ビルディングの中にある中日劇場と唯一の本格的な劇場『御園座』が残った。

 

でも、団体客が減った御園座は赤字が続いて遂に潰れた。その御園座は名古屋市内の一等地にあるためか高層建築に建て替えて、その中に造られる劇場として再出発するらしい。名古屋財界の一員としてトヨタ自動車も出資をさせられるらしい。

 

   名古屋は芸どころというのは実態を離れた言葉だ。団体客が来ないと潰れるのが現実だ。今回の芦原温泉には定員200人くらいの『あわら座』があり、宿泊日の13:30-16:30まで前半は芝居、後半は花魁(おいらん)踊り。女性は4人、男性は6人。その他に照明係などの関係者が数人。この劇団には女性が少ないから、花魁踊りでは男が女装していた。

 

花魁(おいらん)は、吉原遊廓遊女で位の高い者のことをいう。18世紀中頃、吉原の禿(かむろ)や新造などの妹分が姉女郎を「おいらん」と呼んだことから転じて上位の吉原遊女を指す言葉となった。「おいらん」の語源については、妹分たちが「おいらの所の姉さん」と呼んだことから来ているなどの諸説がある[1] [2] [3]

 

江戸時代、京や大坂では最高位の遊女のことは「太夫」と呼んだ[4]。また、吉原にも当初は太夫がいたが、宝暦年間に太夫が消滅し、それ以降から高級遊女を「おいらん」と称するようになった。今日では、広く遊女一般を指して花魁と呼ぶこともある。

 

   小さな劇団でも座長の実力には一目を置かせられた。契約期間は一ヶ月。全国の大衆劇場を転々と渡り歩く。毎日のように芝居の演目は変わる。近辺の中高年女性が日帰り温泉と観劇をセットにしている芦原温泉にやって来る。連日満員御礼だ。でも、団員は何時練習しているのだろうか?

 

   脚本は座長が書いているのだろうが、全てのセリフを暗記しているだけではない。アドリブで来客との会話にも工夫を凝らし、おひねり(チップ・祝儀・通常は一万円らしい)も集めている。あるときには着物の胸元に一万円札を二枚挟んでいた。本物にはホログラムが印刷されているから照明を当てられるとピカリと光る。偽札を渡すファンはいないようだ。

 

すっかり疲れた私は夜の部は見ないまま熟睡。翌日の芝居も宿泊客は無料だが、我が仲間は福井県立の巨大な恐竜博物館(建設費は100億円と推定)に出かけた。70歳以上は無料。私は福井県内で発掘された恐竜の骨が展示されているものかと予想していたら、それはほんの一部。殆どは米中などからの輸入品。足が痛くなった私は30分でギブアップ。その後は仲間が出口に集まるまで椅子に座って待っていた。

 

展示品前の説明文を読んでいたら一日はかかる規模だ。でも、学芸員の勉強不足は質問せずとも分かる。今は仮説が乱舞しているが、生きていた頃の恐竜の皮膚の色の説明がない。体毛の説明もない。現在の脊椎動物種の86%のペニスには骨がある(人類にはない。バイアグラも骨程の価値はないらしい)が、恐竜には有ったのか否かの説明もない。

 

象や犀などの大型動物の皮膚の色は大抵鼠色。体毛も疎ら。恐竜はどうだったのか、最新の学説・仮設を知りたいのに・・・。幾ら入場料が只だと言われても不満タラタラだった。


帰途、九頭竜川のロックフィルダムを見学。揚水力発電所の上流のダムとしても活用されている。ここに至る沿線は風光明媚。でも、廃屋が次々と現れて来るのが痛々しい。でも、100年間の我慢だ。いずれ風化して跡形もなくなる。

 

⑨ 節酒

 


   どの医者も断酒や節酒をがん患者には積極的に勧める。暫く努力したが止めてしまった。結局,何時かは死ぬのだ。あれも駄目これも駄目の我慢人生は空しい。

 

   そのためには在宅時は朝夕の入浴後に350CCの缶ビール各1個、ゴルフとtennisの時は昼(生中)と帰宅直後に缶ビール1個。夜間覚醒したら録画再生テレビを見ながら缶ビール1個に留めている。

 

   ウイスキーはアルコール量を正確に測るために、松坂屋経由で取り寄せたパイレックスの100CC計量カップを使い、50CCを測り浄水器の水で薄めて、時々ビールの代わりに飲んでいるが、加齢のためか美味しく感じなくなったため殆ど飲まなくなった。

 

   ウイスキーの容量は700cc14回に分けて飲んでいる。大好きだったスコッチウイスキーの一つホワイトホースは約1,000円。一杯は70円。プレミアムモルツは安売りで200円。アルコールに掛かっている税金の不公平さには驚愕。税金は正味アルコール量間に差があるべきではないと思いつつ・・・。

 

サントリーの山崎やジョニ黒レベルの準高級スコッチも然して美味しく感じることができず、貯め込んでいた在庫は来客へのお土産に変わった。50CCのスコッチの純アルコール量は缶ビール1個に相当。結局、1日の総量はビール約1リットル程度だ。

 

   胃がんの発見前は毎日大瓶三本だったのが、缶ビール三個に減少した。大局的に見れば、飲酒量が半減した。

 

   胃がん手術から11年半、最後の食道がんの内視鏡的手術から6年経過。がんの再発・新発はないが、今年4/4の検診で大きさ23cmの下咽頭がんが見つかったが内視鏡的手術で無事回復。原因が飲酒にあるのか不明のままだ。

 

   126日の内視鏡による検査は副院長。当時のカルテのコピーを取り出すと咽頭がんに気づいている様子がない。がんの成長速度は遅いから注意することもなく見落としていたと私は推定している。こんなことがベテラン医師でも起こり得るから、私はセカンドオピニオン・サードオピニオンにも相談している。

 

   下咽頭がんの手術は五人の若い男性医師と二人の女性看護師の七人がチームを組み三時間に亘って格闘。医師たちは40歳の我が末っ子よりも若い。既に活躍するのは孫のような世代に変わりつつあると実感。

 

早期発見だったためか声帯も幸い残った。7/17の検診で主治医は、手術跡は治っているが今後一年間は毎月一回、二年目からは二ヶ月間隔、三年後からは三ヶ月間隔での経過観察が五年間は必要だという。

 

笑点の林家木久扇氏(76)が声に異常を感じ検査したら喉頭がんと判明。放射線照射治療を受けるそうだが、外科手術をすると声帯を失う危険性もあり、放射線を選択したのだろうか? 喉頭がんと我が咽頭がんはできる場所が異なる。喉頭がんは喉仏の周辺。咽頭がんは食道の上だ。

 

   愛知県がんセンターの使命はがんの専門医の育成とがん患者の治療。実績を上げた専門医は周辺の大型病院に引き抜かれる。我が主治医は平均すれば二年間隔で変わった。頭頸部の我が主治医は来月から転院する予定だ。

 

今までも全身麻酔を掛けて3ヶ月間隔のがん検診を続けているが、今後一年間は20回もがんセンター通いが続く。そろそろ免許証を返上しようかと思っていたが無理と分かった。検診で早期発見・早期治療で対応すれば傘寿まで後4年は生きられると推定。

 

⑩ ボクサータイプの猿股

 


   加齢とともに徐々にファッションへの関心がなくなり、自宅にいるときだけではなく国内外の旅行でも何時も同じものを着用するようになった。注意しているのは加齢臭を避けるための下着類の頻繁な交換と床屋通い。床屋と言っても1,100(4/1からは1,150)で済む15分床屋。朝夕の入浴2回と毎朝の髭剃り位だ。

 

   温泉旅館やスポーツクラブの大浴場の更衣室で2030歳代の青壮年の猿股の変化に,ある時突然気が付いた。水泳パンツのように太腿や胴体との間に隙間の無いピッタリサイズで且伸縮性に富む猿股だった。その前部にはペニスや陰嚢を収容する膨らみがついているが、ペニスを取り出す開口部がない。

 

   就職の翌年、51年前の昭和63年、トヨタ自動車の大卒初任給が丁度2万円だったとき、馬子にも衣裳と思って、名鉄百貨店で背広を新調。生地代21,000円、仕立て代15,000円。丁度100=36,000円だった。2万人の採寸をしたと称するデザイナーが『あなたはなで肩・鳩胸・皿尻・オー脚』と言い放った。そのころのズボンの開口部はファスナーを使わずにボタン形式だった。

 

   採寸の折にあろうことか我がペニスの向きをさりげなく察知し、左側の股下を少し膨らませて、これは『きんぶくろ』と教えてくれた。仮縫いの時にわざとペニスの向きを右にして着用した。デザイナーは、ペニスは左向きだった筈だと見破った。私はデザイナーの腕を試したかったのだ。

 

   この金袋をグーグルで今回検索したが該当する言葉は出てこなかった。当時の業界用語、一種の隠語だったのだろうと推定。

 

   脱衣場の若者に別々の機会に質問した。『排尿時にはどこからペニスを取り出すの』『前を下に降ろすのですよ』と言って実演してくれた。『そんなことをすれば、隣の人に陰毛が見えるじゃないか』というと、『そんなことは気にもしません』と、全員同じ回答だった。日本でも最近は大浴場内で陰部を隠すという美徳が失われてきたようだ。

 

   私はボクサータイプの猿股の広告をインターネットの写真で確認した。ペニスが全て上向きに収まっていた。意図的に勃起させ金袋を膨らませて、絶倫男と如何にも感じさせる写真だったが、脱衣場で見たボクサータイプの男たちのペニスは重力には逆らえないのか、下向きにだらしなく収まっていた。

 

超寒がり屋の私は、冬季は股引を3枚着用。排尿時には猿股・股引・ジーパンの5枚の中から、廃用萎縮で柔らかくなったペニスを取り出すには、バンドを緩め全部を下げて陰毛も剥き出しにしたまま排尿せざるを得ない。高齢者のペニスに関心のある男は幸いにも居ない。

 

⑪ 世界遺産

 

世界遺産は今や1,007件もあるそうだ。大部分は文化遺産であり、自然遺産は僅かだ。私はユネスコを通じて全人類が守るべき遺産とは自然遺産に限るべきだと思うに至った。自然遺産は気の遠くなるような時間の掛った地球の歴史の産物。一旦壊されると復元には人間の力では不可能に近い。グランドキャニオンも富士山も人間の力で再生することは不可能だ。

 

一方、文化遺産は高々一万年以内の人工の産物に過ぎない。ピラミッドにしろ、万里の長城にしろいずれは消滅するものだ。文化遺産に登録する目的は観光客を呼び寄せる手段にしているだけだ。

 

個々の文化遺産に観光資源としての価値があるならば、受益者負担の原則、その遺産の管理部門や受益国が魅力ある遺産として整備すれば済むことだ。魅力がなくなれば自然に消滅するだけだ。

 

多くの文化遺産は宗教建築だ。建設当時の宗教界の国民への支配力の強さの象徴みたいなものだ。21世紀になると欧州でも彫刻と金張りの芸術品のような大聖堂の建設は全くしていない。高々、戦争で破壊されたり劣化した建物の修復工事をしているだけだ。宗教心はすっかり消滅しているものの、キリスト教関係者が日曜礼拝に参加しているのは知人とのコミュニケーションの場に利用しているだけのように思える。カトリックとプロテスタントの間の宗教戦争もなくなった。

 

イスラームの世界ではシーア派(ムハンマドの血統を引くものが最高の指導者。イスラーム全体では少数派、約10%)とスンニー派(最高指導者は全体の中から選ばれるがイランでは約10%の少数派)との間の宗教対立は続いているが、収まるのは時間の問題か?

 

日本の仏教界も今や絶滅危惧宗教。観光寺として生き延びられる大本山など少数を除けば、10万もあるといわれる末寺も檀家が集まらず消滅するのは単なる時間の問題と推定している。

 

⑫ オープンカフェ

 

   欧州を中心にして街の中心街にはオープンカフェが花盛りだ。埃が飛び散る環境でも何故人はオープンカフェに殺到するのか?

 

   私にはこの現象は欧州の住宅事情と密接な関係があるように思えてならない。日本よりもほんの少し近代化が早かっただけだが、寒冷地の欧州の住宅は壁が厚く窓の小さな部屋が殆どだ。一家族分の床面積は意外に小さく、単なる住処(すみか)に過ぎない。夜間のセックスには好都合だが、昼間は洞窟の中に住んでいるようなものだ。鬱陶しくて堪らないのではないかと推定。

 

   彼らは開放感を求めてオープンカフェに殺到している。僅か一杯のソフトドリンクを飲みながら二時間も仲間とおしゃべりを続けている。夏場は地中海沿岸の避暑地で安宿を探して、終日(ひねもす)運動もせずに安楽椅子に座って静かに読書。大型クルーズ船に乗っても、デッキの安楽椅子に座ってのんびりしている。日本人のように分単位で観光地を動き回る習慣はない。

   


   ある日本人ガイドは『欧州は太陽を浴びられる日が少ない。だから夏場はオープンカフェに人が集まるのですよ』と、出まかせ回答。冬場、寒風が吹き晒す頃大型店に出かけたら、店内のオーブンカフェに人が集まっていた。私は海外旅行ではボンクラ日本人ガイドの説明は聴きもしなくなった。質問しても無駄なのだ。

 

査読結果

 

拝読させていただきました。

 

余りに多岐にわたり、我がボンクラ頭では意見もまとまらずお許し下さい。そして教えていただきたいことが出てきました。

 

それは「査読」の意味を調べようと広辞苑(昭和45年版)を見ましたが載っておらず、インターネットで検索したら出てきました。要は「論文を査定する」と言うハイレベルなことのようで、自分のボンクラには相応しくないことが分かりました。

 

そして、広辞苑に無かったのは昔の辞書類はボンクラ相手に出版されていたと言うことでしょうね。

 

誤解があります。国語辞典は単語の意味の解説書です。広辞苑は百科事典を兼ねてはいますが・・・。査読は単語ではありません。右目が載っていないのと同じ理由です。でも、右手のように単語としても使われるものは載っています。『右手に見えるのは富士山』のように使う場合は右の方角を意味する単語だからです。

 

ご指導有難うございました。査読が単語でないとは思いもよらないことでした、ボンクラそのものです。

 

一方貴兄の文章は学術論文並と言うことも理解しており、それを査定するなどは僭越でできません。拝読させていただくだけで十分です。有難うございました。

 

① トヨタ先輩・工・golf仲間・先祖は犬山地方の大地主・日本有数の富裕層・毎年100ラウンドもgolfを満喫されていたが、傘寿到達の頃から流石に回数減・お孫さん(女性)は一橋大学生

 

 

読後感

 

.整形美人の家庭の悲劇;

 

韓国での実話。ある家庭で二人の姉妹が誕生した。奥さんとは似ても似つかぬブス揃い。夫は自分の子では無いのでは?とDNA検査をした。整形美人大国・韓国では良くある話と聞きました。

 

2.リフォームは気分を一新出来ていいですね。

 

以前お話したような気がしますが、我が家ではこの春、台所のリフォームをしました。消費税が上がる前にと3月中に完成するように計画しました。

 

ところが、システムキッチンメーカーに注文が殺到して生産が追い付かず、納期の延期を連絡してきました。但し、増税分はメーカーが負担しますと。「それは当然。システムキッチンの更新に合わせて天井や壁の張り替えをすることにしているので、その分も負担してもらいたい。」

 

承諾してくれたので、調子に乗って違約金(納期遅れ?)も要求したら、僅かだが応じてくれた。気分上々。

 

3.芦原温泉

 

「あわら」の朝市の店主を防犯カメラの死角に連れてゆき、左手で前掛けを持ち上げ、右手でズボンの上から○○に触ったとの話は本当ですか?本当なら、朝市で数千円の買い物をしたでしょうね。


本当の体験談です。ボケの進行防止に必死になっている私には、作り話を書く心の余裕がありません。

 

4、御園座が赤字続きで倒産

 

高層建築に建て替えることになった由。昨秋、御園座の入場券をもらったので久しぶりに行きました。2030年前に比較して、客層や客の服装が様変わり、幕間の食事も廊下の長椅子で持参した菓子パンをぱくついている人が多かった。非日常的な高級感を味わう雰囲気は失せていた。昔の繁盛を取り戻すのは容易でない気がします。

 

幕の内弁当の由来は、芝居の幕間に食べる弁当の意。2,000円くらいの高級弁当を別室で芝居の余韻を楽しみながら30分掛けてお品よく食べるもの。劇場の収益源の一つだったのに!!!

 

5、大江戸温泉物語の大衆演劇

 

入場料が御園座と同じでもこちらを見たい。梅沢菊太郎一座の座長の芸はアッパレ!劇中の演技は云うに及ばず、アドリブもなかなか!当時社会問題になっていた事件を引用し笑いを誘った。

 

座長が客席に降りて私の近くに来たのでしげしげと眺めていたら、凝視された。至近距離で鼻の横の毛穴まで見えた。手を差し出したら握手をしてくれた。腕の脇の下近くまで両手でなでまわし、その手を嗅いで頬にあてた。客の心理を虜にした。さすが!

 

6、恐竜博物館

 

石松さんは学芸員の勉強不足にご不満のようでいたが、私はイヤホーンでテープガイドを聴きました。

 

展示品の前にナンバリングがしてありそのナンバーを押すとタイムリーに説明が流れ好都合でした。この道の識者と思えるような豊富な内容で聴き応えがありました。

 

① トヨタ先輩・工・golftennis&温泉旅行仲間・傘寿なのにがんにも罹らず、超元気なのが羨ましさを超えて癪。

 

 

近況報告拝読しました。ご苦労様でした。

 

この貴文は我々年代のものには理解可能ですが、孫達にも読ませるのですか。密封をして50年後に開封するよう遺言してはいかがですか。

 

ボケの進行防止のために必死になって書いているものです。私のホームページは単なる趣味の産物。私の死後は削除予定です。

 
② 高校同期・元日本航空ジャンボ機長


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ご無沙汰してました。相変わらずのご健勝お喜び申し上げます、暑さにめげず猛暑を乗り切って戴きたいと念じています。

小生、昨日久しぶりで岡崎に帰って来ましたが、2カ月程、信州の別宅(別荘?)に滞在し実家&姉宅の果樹園の作業(現地の果樹技術講習も受講)&叔母さん宅(老々介護で難儀している)の立派な庭園の草取り整備などに勤しんでいました。 

時あたかも、東京の姉(75=大腸がん)、実家の兄(80=胃がん)が相次いで入院・手術となり、頻繁な励ましのお見舞い等で精一杯の対応でした。そんな中で、部屋の改造でレベルアップしたり、ウッドデッキを作製設置する等して、遊び心満点の住処に勤めています。

当地の町会議長との交流や近所のリサイクル工場の経営者への“より良い会社”の為のTPS(トヨタ生産方式)の導入アドバイスを進め喜ばれています。

因みに朝の生活パターンを記しますと“ 5時50分に起床、ラジオで基礎英語①、②その後コンポからヒーリング音楽(クラシック系)を聞きながら朝食準備、窓を開けると南アルプス連山が眺められ、美味しいフレーバー・コーヒ-を飲みながらの朝食……お気に入りなひと時”

取り急ぎ、近況報告と致します。現地でネット動作が出来ていないのが今の課題です……。

③ トヨタ後輩・悠々自適の見本のような余生を満喫している方・でもまだお会いしたこともないまま

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近況報告のピッチが上がったように感じられますが、違いますか?お元気、体調絶好調のように感じられますね。下咽頭がんの報告以後、近況報告が続きますが、絶好調ですね。

拝見していますとテーマは幅広くこだわるところも無く、不定にもかかわらず毒舌は相変わらず、寸鉄 人を刺す味わいも変わらず。何かに似ているなと思いながら考えていましたら、その昔の細川隆元氏と小汀利得氏の時事放談を聞いている感覚でした。

ボケ防止のために近況報告を書いているような吐露がありましたが、拝読して面白いのは常人の判断を超える指摘、本質を突いた指摘だと思います。これからも、これぞ石松節、思い切り飛んでいる指摘を聞かせてください。楽しく拝読しました。

④ トヨタ・大学後輩・工・技術士・会社経営や技術指導で東奔西走中の偉人

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前略、ごめんください。お知らせ、ありがとうございます。早速、拝読しました。

都内はもっと凄いことになっています。100坪どころか50坪でも高値となってしまいなかなか買い手がつかないみたいです。で、30坪くらいが丁度売り買いにイイみたいです。
雄藩の武家屋敷並みの邸宅に誰ひとり住めないのは人口爆発の負の遺産

これから税制が変わって相続税も上がるみたいですし、都内ではますます一戸建て
の土地が狭くなると思います。

⑤ 宇宙飛行士向井千秋様のご主人・慶応病院を定年退職後は趣味に没頭・米国事情には超精通・フリーウェイを疾走するのが楽しみとか・著書多数・でも、まだお会いしたこともない方


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ご無沙汰しています。お元気のようですね。近況報告で変わりゆく世界がよくわかります。

私についても中流だと思っていましたが,今や下流の下になってしまいました。人生90年の時代を迎え悩ましい日々を過ごしております。

最近ようやくご紹介いただいたfacebook を利用できるようになりました。グローバル化の時代になっても、人間としての誇りを失わないように生きていきたいものです。

ご健康をお祈りします。

永野 毅
九大航空昭和38年卒
元MHI,NASDA,JAMSS,JAXA職員
現在:水上飛行機開発を夢見ています

⑥ 大学後輩・工・同じ建物の中で授業を受けていたからお会いしたこともあるはずなのに、全く思い出せない方。MHIとは三菱重工業。


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御無沙汰しております。多量の近況報告を拝読。何よりこれだけの分量を書けることに敬意を表します。

 石松さんからは何度も「お前の読後感には具体性がない」と言われています。その理由の1つですが、当然ながら個人の意見は多様化しています。従ってもし具体的に言うとすれば、石松さんの文章の「多くの箇所に条件付き賛成」。また「別の多くの場所に条件付き反対」となります。賛成も反対も条件付きですから、具体的に書くとなると、なかなかまとまりが付かない。後期高齢者の手に余ります。

 具体性がない読後感の言い方を許して貰うなら、「読んでいて面白い」。これだけ長い間書き続けて、多くの人に読まれるためには、面白くすることが本筋でしょうね。

 面白くすると、反発する人間も出てくる。その反発に石松さんが負けていない。自粛もしない。その筋金には感心します。

 一方で、もし石松さんが自粛したら、読んで詰まらなくなるが、それ以上に、石松さんが自粛する様な気持ちなら、がん闘病に成功しなかったのではないか?自粛など糞食らえという強さこそが何度も
(6回)がんを克服してきた秘訣ではないか?

 今日本を覆っている自粛を象徴する言葉は「させて戴く」。こんな言葉を皆が言っていて、大臣まで言っていて、日本が発展するだろうか?石松さんは偉い!

⑦ 高校同期・千葉大学名誉教授・真菌医学の権威

千葉大学 真菌医学研究センター


国内はもとより世界的にも特色ある病原真菌および放線菌の研究拠点として活動しており、広く国内外の研究者と共同研究を展開しています。1997年に全国共同利用施設として設置され、その後2009年には真菌感染症に関する世界水準の研究拠点を目指すために組織が再編され、現在も国内唯一のリファレンスセンターとして重要な役割を果たしています。

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暑いですね。 遅くなりましたが拝読しました。 

今回は読後感をという気持ちでなく「石松先輩が6回?術後に記述される力量に感服」です。失礼ながら「脳の働きも益々冴えて・・・・・」石松節も絶好調ですね。

私見ですが特記事項は下記でした。

①三浦雄一郎の話
 今年1月27日名古屋で三浦雄一郎氏が田中恭一(メニコン創業者会長)との対談を思い出しました。三浦氏の根性も凄いですが石松様も劣らない共通点(何事もあきらめない執念)を感じました。

②ハイビジョン効果
 女性歌手・女優の歯の白さ・歯並びは確かに??

③限界集落
 自然にまかせる。 最近絶滅危惧種など一面は理解するも過度の対応には「自然が一番」という感じがしますね。

④芦原温泉
 楽しく拝読。まだまだお元気ですね??。

⑤節酒
 親父が胃がんで胃を全摘しましたが、親父は「酒が飲めないなら死んだ方がよいの酒好き。70歳で初めての入院」。手術なしでは3ヶ月の余命宣告。

 但し当人は胃潰瘍と勝手に思い込みそのまま(92歳)あちらへ。その親父は3年間酒は一滴も飲まず、お酌係に徹していました。

 実姉は「頑固にNO」。義兄(医師)から「何とかOKをいただき」 親父は「3年後解禁・少しずつ・・・・・何ともない・・・・20年程」お酒を嗜みました。

ただいまトヨタ産業技術記念館で特別展「喜一郎の夢」が開催されていますが、あらためて佐吉・喜一郎翁の凄さを、そして佐吉を支えた西川秋次の功績を勉強中です。たまたま先般毛利衛様がトヨタ産業技術記念館20周年講演会に、西川秋次様のお孫様が来場されていたとの由いつかお会いできればと思っています。
                                           益々のご健勝を祈念し石松節の絶好調を期待しています 

⑧ 大学後輩・経・元銀行員・経営コンサルタントとして活躍中

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